nara lunch の第一回は『定食と珈琲 minamo』の定食にしようと前々からと決めていました。
が!お昼前だというのにminamoの前には入店を待つ人の列!
さすが人気店。
そんなわけで、路地を歩き回りながら今日のランチに決めたお店は『いづみ』。
ロケーションもなかなか渋いです。
近鉄奈良駅方面からもちいどのセンター街に入り、しばらく行くと左手に「ぜに家」さんというレトロな衣料店があります。そのすぐ脇にある、気をつけていないと見落としてしまいそうな細い路地。ここを入っていきます。
あまりにも細いので、通称「傘ささず通り」?「傘させずの通り」・・・うろ覚えですみません。”傘がさせない路地” といった意味合いの名称がついているそうです。
途中にあるガネーシャのポスターが目印。
この路地を抜けたつきあたり左手にあるのが『いづみ』。
「鮑腸汁(ほうちょうじる)」と書かれた赤い提灯が目印です。
「鮑腸汁」についても色々お話したいところですが、今日の主役はランチ!
本日の定食は、
・メバルの煮付
・豚肉とニガウリの玉子とじ
・法蓮草とエリンギのポンズがけ
というメニューでした。お値段は820円。
店内はひっそりと、とてもこぢんまりとしていました。使い込まれたテーブル椅子などしっかりと手入れされています。年季は入っているけど清潔感がある、個人的にすごく好きな感じです。
四人がけのテーブルが2つ、奥にもう少し広そうなコの字型の席がひとつ。あとはカウンターのみ。
仏像のポスターが奈良の風情。秋篠寺の技芸天。同じシリーズの「夢違観音」が実家の自分の部屋に貼られています。
店内を眺めながらあれこれと思いを巡らせて定食を待ちます・・・
私の他には先客が一名。常連さんらしきサラリーマンの男性。
こんな渋いお店に一人でランチしに来ている上司なんて、なかなか素敵だと思いました。
ものの数分で、定食が出てきました。
メバルの煮付け、甘めであっさりした味付け。箸でほろほろくずれます。
副菜もどれも派手さはありませんが家庭的で優しい味わい。お味噌汁にはタケノコが入っていて、春を感じられました。
お昼は11:30から。
本日の定食のほかにも、オーダー可能だそうです。
次はおむすび定食にしようかな。
デートや、数年ぶりに再会した女友達を誘って行くお店・・・ではないと思いますが、先客のサラリーマン男性のように、日々通うならこんなお店がいいなと思います。もう少し自分も年季が入ったら、ここの常連さんになれるかな?
『いづみ』
〒630-8221 奈良県奈良市元林院町10
11:30~22:00(中休みあり?調べて更新します)
0742-22-7255
日曜定休
2018年4月27日
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