激辛で有名な奈良のカレー屋さん「タリカロ」。
最初に言い訳しておきますが、私は辛すぎるものと、THE 肉!って感じのお肉が苦手で…
今回は名物の辛口チキンカレーではなくて、そんなに辛くない海老カリーをいただいてきました。
ちなみにこちらの海老カリーはnon meat eater の方にもおすすめです。
場所は近鉄奈良駅から徒歩6、7分、餅飯殿センター街から少し西に入ったところにある椿井町です。
もちいどの駐車場&駐輪場のちょうど向かい側。
蛍光ピンクの塗料で描かれたガネーシャ(またガネーシャ!)の看板が目印です。
この貼り紙もこちらの名物。否応無しに緊張が高まります。必然的に大人のカレー屋さんということになりますね。
お店の中は昼間でも薄暗くひっそりとしています。フィギュアや面白い掛け軸などがにぎやかに飾られているんですが、どこかピリッと緊張感が漂うお店。コアなファンと思われる方々が真剣にカリーと対峙しておられました。
メニューをじっくり吟味の末、今回は「海老カリープレート(そんなには辛くないと思う)※メニュー名そのまま引用」に決定しました。「辛くないと思う」・・・確かに辛さの意識共有って難しいですね。一緒に食べて意見交換しないことには、なかなか分かり合えないものでしょう。
私の辛さの許容レベルを言葉で説明してみようと思います。カラムーチョや柿の種は楽勝です。キムチや韓国のチゲなどは好んで食べるレベルです。自宅でカレーを作る際は中辛と辛口のルーを半々入れます。・・・以前こちらへ来店の際に食べた辛口チキンカリーは、無理な辛さでした。今回の海老カリーはどうでしょう?
テーブルに置かれていた案内によると、水を飲むことをあまり推奨されていないようでしたので、郷に入れば郷に従えということでドリンクを注文することにしました。
辛さをやわらげてくれそうなドリンクが豊富に揃います。美味しそうなカクテルなど、お酒もありました。
そういえば最初に注文するときに「お飲み物は大丈夫ですか?」と聞かれたことを思い出しました。
オーダーしたのは「ローズ・ミルク」。甘〜い牛乳に強めのローズの香り、初めて知る味でした。
ドリンクも揃ったところで、いただきます!
メインの海老カリー。
南インドカリーらしく、しゃばしゃばで、北インドの「バターチキン」などに比べるとあっさりした印象の口当たり。でも味はガツンと刺激的。大ぶりな海老とスパイスが織りなす複雑な旨みが食欲をそそります。
ちなみに辛さは・・・全然大丈夫でした!
タリカロで一番辛くないという、豆カリー。
ピクルス的なもの、アチャール。
無糖ヨーグルト。
これらをすべて混ぜていただくのが本場のいただき方なんだそうです!
全部混ぜていただきました。なるほど、そうすることで辛さもぐっとマイルドになり、味や食感がより複雑になって、一口、もう一口とあっと言う間に食べ進んでしまいました。
混ぜたところも写真の撮ってみたのですが・・・見栄えが今ひとつでしたので掲載は遠慮します。
タリカロ
〒630-8343 奈良県奈良市椿井町30-3
0742-24-1437
11:30~14:00, 18:00~20:30
木曜定休
http://tarikaro2.blog.fc2.com/