摩波楽茶屋 / 生駒山からの絶景とともに楽しむナシゴレン

奈良市内に住んでいるのですが、生駒はちょっと足を伸ばすだけで非日常が味わえるお気に入りスポットです。今日はそんな生駒で楽しめるアジアンなお店をご紹介したいと思います。

アクセスは、まず近鉄生駒駅からケーブルカーに乗り換えます。(写真はブル号。他にミケ号もあり。)

「宝山寺駅」で下車。宝山寺に続く参道を登っていきます。

 

わざと人を避けて撮影した訳ではありません。まるでこの世から突然人が消えてしまったかのような風景・・・!

階段の両脇に廃業した旅館や料亭が軒を連ねていることから昔はとても賑やかだったのだろうと想像できます。現在は昼間だろうが休日だろうがひっそりとしてして、景色だけが取り残されているような不思議な場所。

「白昼夢」という言葉を連想させるワンダーランド感(いい意味で)。つげ義春の漫画に出て来そうな世界観(いい意味で)。もともと古いものが好きということもあり、個人的にはわくわくする場所です。

確か夏にはこの参道ではお祭りが開催され、たくさんの人出でにぎわうとか。いつかその様子も見てみたいです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、そんな参道の階段の途中にあるお店「摩波楽茶屋(まはらじゃや)」。
インドネシア料理のお店です。

周りが廃墟や営業しているかどうかわからないようなお店ばかりなので、ポップな看板に元気づけられます。「お店やってる!よかった!」という具合に。

 

早速中に入って行きます。エントランスからアジアンムード〜。

 

インドネシア人のシェフが!お二人も!
他に日本人の男性スタッフさんもおられます。皆さん気さくでとても素敵です。

 

雰囲気たっぷりのインテリア。こちらはガネーシャでしょうか。

 

個人的な思い出になりますが、子供の頃、父が一時期インドネシアに単身赴任赴していたことがありました。今でも実家にはインドネシアのお土産が飾られており、ちょっとした親近感を感じます。

 

突き当たりのドアを開けるとテラス席があります。ここがイチオシ!!

 

正面遠くに若草山が見えます。

 

右側には生駒山の中腹。

 

まだ少し寒い季節でしたが天気は快晴でしたので、こちらの席でいただくことにしました。

 

食事もドリンクもかなり豊富!

ナシゴレンやミーゴレンなど定番のインドネシア料理をはじめ、副菜やおつまみなども充実していて、何を食べようか迷ってしまいます。

定番のナシゴレンと、ナシゴレンのオムライスを注文しました。

ナシゴレンの辛さは調整できるそうで、オムライスの方は辛味無しで注文しました。子供も一緒に食べられるのが嬉しいですね。

 

ナシゴレンに添えられていた色とりどりの副菜。
どれもエスニックな個性があって、食べていて楽しい!

 

これなんだったけな(すぐに記事を書かないとすぐ忘れます・・・)
苦くてちょっと変わったチップス。苦い食べ物が大好きなので(ゴーヤとか、ピーマンとか)すごく美味しかったです。

 

割といつ行ってもほどよく空いているのも、お客さんの立場としては嬉しいです。
今回もゆったりとしたランチタイムを楽しむことができました。

 

摩波楽茶屋
〒630-0266 奈良県生駒市門前町14-1
0743-74-7111
11:30~14:30, 17:00~23:00
月曜定休